突然、「構造化データって、何ですか？大切ですか？」という質問が飛び込んできました。こんにちは、クロコロールの山下です。技術的な質問をするスタッフではないので、びっくりしました。

いい質問だったので、備忘録にしたいと思い、その時のやり取りを思い出しながら、ブログにしました。構造化データを初めて勉強する方でもGoogle検索での構造化データの基本がわかるように出来るだけ分かりやすく解説します。

構造化データとは？

山下：「（構造化データ）ウェブページの情報を整理し、検索エンジンが理解しやすいデータ形成のこと。構造化データを使うと、ウェブページの内容を検索エンジンが理解しやすくなり、検索結果の精度が上がるから重要だね。

秋山：「大切そうですね！？」

山下：「そうばい！例えば、料理のレシピとか、イベント情報を決まった形式でマークアップすると、Googleがその内容を正確に把握してくれるよになる方法だね。」

構造化データの種類

山下：「JSON-LD（ジェイソン-エルディ）、Microdata（マイクロデータ）、スキーママークアップ、RDFaがあるよ。当社のサイトでは、JSON-LDを実装しているよ！」

秋山：「ジェイソン-エルディですか？」

山下：「そう。JSON-LDは、Googleが推奨しているから、JSON-LDにしたばい。熊田さんが全ページ実装したよ！」

秋山：「マジか！！！」

構造化データのメリット

山下：「かなりメリットあるよ！構造化データを使うと、リッチリザルトが表示されて、検索結果の表示スペースが増えて、目立たせる効果があるよ。」

山下：「リッチリザルトは、他社よりも露出を多くできるから、ユーザーが必要な情報を素早く見つけやすくなって、検索結果のクリック率が上がって、トラフィック数が増えるよねー。」

構造化データを実装しないデメリット

山下：「Googleに構造化データで、ウェブページの意図を明確に伝えることができないから、構造化データを実装してるサイトと、実装していないサイトでは、Google検索で上位に表示されにくくなると思うよ。その結果として、ウェブサイトへのアクセスが減るだろうね。

Googleは、ユーザーに良い体験を提供したいというコンセプトがあるから、ウェブページの情報を、正確に理解できる構造化データは必須だと思うよ。

ECサイトやローカルビジネスでは！

山下： ECサイトでは、商品名、商品価格、商品説明などを構造化データにできるよ。

地域に根付くローカルビジネスでは、店舗の所在地や営業時間、サービスの種類などを明確に伝えられるので、ローカル検索では優位になると思うよ。

補足：ローカルビジネス

地域の人々をターゲットしたお店やサービスのことで、 代表的な例としては、飲食店、小売店、美容院、理髪店、歯科、塾など。

モバイル検索や音声検索では！

山下：もちろん。モバイル検索や音声検索こそ、構造化データは欠かせないねー。特に音声検索では、音声検索最適化（VSO）と呼ばれる新たな領域が注目されているしね。

Googleアシスタント、Siri、Amazon Alexaなどの音声アシスタントが普及して、手軽に音声検索できるから、音声検索は急増中だね。

私は子ども達がYoutubeで音声検索で使っているのを見て、「便利だな〜」って思って、音声検索するようになったなー。読み書きができない子どもでも音声検索だと、目的の情報にたどり着くしね。ホント、便利だよね。今では、スマートフォンを使用するときは、ほぼ音声検索するようになったよｗ

構造化データの実装方法

山下：「知識としてなら。実際の実装は熊田さんに聞いてもらった方がいいね。

基本的に、HTMLに特定のタグを追加すればいい。例えば、レシピページには、材料や調理時間を示すタグを追加するだけ。これでGoogleはレシピの情報を正しく理解し、適切に表示できるようなるという流れだね。」

実際の業務だと、熊田さんが実装して、秋山君が追加・修正するといいんじゃない。」

秋山：「ですねｗ」

山下：「支援ツールがあるから、Chatworkに送っとくね。」

構造化データマークアップ支援ツール

https://support.google.com/webmasters/answer/3069489?hl=ja

秋山：「ぁざず」

構造化データ実装の注意点！？

山下：注意点は、情報の「正確さ」だね。Googleに伝える情報が正確でなければ意味ないよね。あと、不正確な情報をマークアップするもダメだし、不要な情報を追加し過ぎるのも問題だね。

構造化データは、ページの主要なコンテンツに関連する正確な情報をマークアップするべきだね。

構造化データの確認方法

山下：「あるよ！Googleの構造化データテストツールでできるよ。Googleは抜かりないばいね！

このツールで、マークアップのエラーや警告を特定し、修正できるよ。秋山くんの仕事だと、構造化データテストツールは一度使ったほうがいいね。熊田さんが実装したものをチェクするだろうし！」

秋山：「たしかに」

山下：「じゃ、一回やってみようか！」

秋山：「はい。」

山下：「あるよ。実際のページコンテンツと構造化データの情報が一致しているかを確認すること。情報の一致は、ツールでわからないだろうし、人がチェックすべきだと思っているよ。」

秋山：「構造化データのことが、よくわかりました。ありがとうございました。」

さいごに

今回、私はスタッツとのQ&Aを通じて、Google検索における構造化データの重要性について再確認することができました。さらに、アウトプットしたことで、より理解が深まったと思います。

構造化データは、ウェブページの情報を明確にし、検索エンジンにその内容を正確に伝える役割を果たすだけでなく、検索結果で見立たせる効果もあり、ウェブサイトのトラフィックが上がる可能性があるので、ぜひ取り入れてみてください。

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