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昔は使えたけど 今は使えないSEO内部対策オワコン7選

こんばんは、株式会社クロコロールの山下です。本日は、「使えなくなったSEOの内部対策」にスポットを当ててみたいと思います。SEOは絶えず変わる世界。2023年をふりかえると、8月、10月、11月と、立て続けのコアアップデートが行われました。

お客様との対話の中で感じることがあります。『昔は効果的だったけど、今はオワコンだよなー』と思うSEOの対策が意外とあります。その中から、今でも効果があると思われているSEO内部対策7つをご紹介します。

①メタキーワードタグの使用

メタキーワードタグの効果は、もう過去のものになりました。現在の検索エンジンはこのタグを重視していない、というよりは見ていません。

かつては、キーワードをメタタグに入れるのが一般的でしたが、今はその方法では効果が見込めません。それに代わり、SEOの内部対策では、メタディスクリプション、タイトルタグ、そしてH1タグが三大重要エリアとなっています。

今現在でも、メタキーワードタグにキーワードを過剰に詰め込んでいるのであれば、早急に対応した方がいいでしょう。

②キーワードの過剰な詰め込み

キーワードの過剰な詰め込みは避けるべきです。キーワードの過剰な詰め込みは、キーワード乱用とも言い、ユーザーエクスペリエンス(ユーザー体験)が損なわれるとして、ペナルティの対象となります。

コンテンツ内に不自然なほど多くのキーワードを詰め込むこと、また、地域名での上位表示を狙ってフッターに市町村名を記載する手法も今は効果がありません。コンテンツは常に自然で読みやすいモノ、ユーザーが迷わないモノであるべきです。

昔は、『キーワードの出現率を〇%以上にしよう!』と言っていました。今、もしキーワード出現率を対策するならば、狙っているキーワードで検索をして、上位表示しているサイトのキーワード出現率を参考にした方がいいでしょう。

キーワード乱用は、ユーザー体験が悪化するとGoogleも警告しているので、今すぐやめましょう。

③画像のalt属性

画像のalt属性も大きく変わった内部対策ではないでしょうか。以前は、キーワードを含めた文章をいれることもありました。

しかし、現在のalt属性は、画像に書かれている文字をそのまま書く方がいいようです。もしくは、画像の内容を端的に説明するくらいがいいでしょう。あまり意味のない画像には、alt属性を入れなくてもよくなっています。

alt属性の長文が入っている、キーワードを詰め込んでいるのであれば、見直した方がいいようです。

④過剰なアンカーテキスト

アンカーテキストに不自然なキーワードを入れることは避けるべきです。この不自然さが検索エンジンによってペナルティを受ける可能性があります。

少し前は、

<a href=”https://kuroko-role.co.jp/”>熊本のホームページ制作会社 株式会社クロコロール</a> 

としていたのではないでしょうか?

以前は、当社もこのようなテキストリンクにしていました。

このテキストリンクは、不自然なリンクに該当します。

今、Googleが評価する自然なリンクは、

<a href=”https://kuroko-role.co.jp/”>株式会社クロコロール</a>

このようにシンプルなものです。あなたのリンクはどちらでしょうか?ぜひ見直しをしてみてください。

⑤連続したキーワード表示

連続したキーワードは、『サイドメニュー』や『フッターリンク』でよく見かけます。キーワードの出現率を上げるために、やっていた方も多いのではないでしょうか。

以下の画像は、サイドメニューの良くない例です。

ホームページというキーワードが異常に入っています。

参考となるサイドメニューはこちらです。

こちらの方がスッキリした印象になります。

『サイドメニュー』や『フッターリンク』は、ユーザーのサイトナビゲーションを助けるためのものであり、キーワードを詰め込む場所ではありません。

これらの場所にキーワードを多用することは、ユーザーエクスペリエンスを低下させ、検索エンジンからのペナルティの原因となります。

ナビゲーションは、ユーザーのサイト内での移動をし易くすることに重点を置くべきでしょう。

⑥低品質コンテンツの量産

今日のSEOでは、量よりも『質』を重視するべきです。量を優先する手法は、悪影響を及ぼすだけです。

低品質コンテンツ、つまりユーザーに価値を提供しない、または有害な内容は、検索エンジンから「検索結果に表示する価値がない」と見なされ、ランキングに悪影響を及ぼします。重要なのは、常に高品質で独自のコンテンツを提供し、ユーザーエクスペリエンスを第一に考えることです。

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⑦内部リンクのやり過ぎ!

内部リンクはSEO上で重要ですが、過度に使用するとマイナスになってしまいます。内部リンクとは、自サイト内のページを繋ぐリンクのことを指します。内部リンクは、関連性が高いページのみを選択して設置することが重要です。

まとめ

以上が、SEO内部対策 オワコン7選でした。

これらの7つのポイントは、昔はSEOにおいて一般的でしたが、今では避けるべき古い方法です。また、Googleは、「やりすぎ」「過剰」「過度」という偏った施策に対して厳しいように思います。

内部対策は、日々変わっていますが、基本は常にユーザー中心のアプローチを取ることです。このユーザー中心の考え方に対して、(私がSEOを勉強してから)Googleは20年前から変わっていないと思います。

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山下 雄一郎

代表取締役株式会社クロコロール
株式会社クロコロールの代表取締役。Webマーケティング、打ち合わせも担当。この業界は20年以上いて、Google検索とホームページのことを考えている。2023年にSEO検定3級と4級を取得。キーワード選定、ターゲット設定が得意で、SEO施策でアクセス数を60倍以上にしたことも。また、Googleビジネスプロフィールの講師やネットショップの講師も務める。キャンプ大好きで、「キャンプ行きたい」が口癖。
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