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ホームページが更新できない原因とは?よくある5つのパターンはコレ!
株式会社クロコロールの代表の山下です。今回は「ホームページが更新できない原因」というテーマについてお話しします。
ホームページの更新は、ウェブサイトの健全な運営にとって重要な要素ですが、更新作業がスムーズに進まない場合と思っている企業は多いと思います。以下では、更新できない5つの理由と解決策、そして更新しない損失についても考えてみましょう。
目次
更新できない5つの理由
当社は、ホームページを納品するときに、アドバイスとして、
「更新」して下さい。
とお伝えするようにしています
更新は、かなりのリソース(人員、能力、時間、お金など)を割かなければならない業務ですが、集客のうえでも、とても重要なので、必ずアドバイスをするようにしています。
当社もコロナ以前は、ホームページ更新をあまりしておらず、その当時のターゲットに対して、最低限の更新のみをしていました。ホームページの更新は、リソース(スタッフの時間と能力)を確保する必要があり、当社のような小規模な事業所では、『難しい!』というのが当時の判断でした。
私の経験や当社のお客様の意見から、「ホームページが更新できない」、「更新しない」理由があるようです。
- ホームページの更新方法がわからない。
- ホームページの更新方法を忘れてしまう。
- ホームページの更新に必要なリソースがない。
- ホームページの更新を担当する人がいない。
- ホームページの更新の必要性を感じていない。
この理由をみて、心当たりがある方が、いらっしゃるのではないでしょうか。
当社を振り返れば、リソースがないが8割、必要性を感じていないが2割だったように思います。
ホームページを更新できないと、顧客の信頼を失う可能性や会社のブランディングやマーケティングにおいて、機会損失していると私は思っています。
ホームページを更新できない場合は、ホームページ制作会社や専門家に相談するとよいのですが、その前に、更新できない理由を再確認してみましょう。
ホームページの更新方法がわからない
まず1つ目のパターンは、「更新方法がわからない」というものです。お客様との会話の中でも、よく聞くフレーズになります。初めてホームページを運営する場合や、更新作業やパソコン操作が不慣れな方にとっては、操作方法が分からず困ってしまうことがあります。
また、一人オーナーのお店や代表が最前線で仕事をしているような場合も、ホームページの事まで手が回っていない事がほとんどでした。
ホームページの更新ができる箇所と出来ない箇所
ホームページの更新方法を知る前に、まずは『更新ができる箇所』と『技術的に出来ない箇所』があると思いますので、その把握が絶対に必要です。
大切なので、もう1度言います。『更新ができる箇所』と『技術的に出来ない箇所』の把握が絶対に必要です。制作会社に確認すれば、すぐに分かるはずなので、必ず確認してください。まさに「彼を知り己を知れば百戦殆からず」です。
WordPress(ワードプレス)の注意点
ちなみに、当社はWordPress(ワードプレス)でホームページの作成をすることが多いので、ブログやお知らせの更新は、お客様でできるようになっています。もちろん、更新方法のマニュアルも納品しているので、更新は大丈夫だと思っています。
ブログやお知らせ以外のページの場合、WordPress(ワードプレス)でホームページを作っても、お客様が更新できるように構築(カスタム投稿)していなければ、更新することは出来ないと思います。
ブログやお知らせ以外のページを更新する場合は、ホームページを作った制作会社に依頼しましょう。費用が多少かかると思いますが、リソースの面、効率の面においても、依頼をした方が圧倒的に有利です。
ホームページの更新方法を忘れてしまう
2つ目のパターンは、「更新方法を忘れる」というものです。
当社の場合は、納品してすぐは、ブログやお知らせの更新ができているようですが、しばらく更新が止まってしまうと、更新方法がわからなくなるケースが多いようです。
一度、このような状態になると、更新作業が難しく感じられるかもしれません。更新方法を忘れないためにも、やはり定期的な更新は必要というわけです。
ホームページの更新に必要なリソースがない
3つ目のパターンは、この記事でも何度もお伝えしていますが、「ホームページの更新に必要な時間や人員不足という問題」です。
当社のお客様でも、お仕事で毎日、忙しい中で、ホームページの更新に割ける時間がなく、更新作業が滞ってしまっているようです。この場合、まずは自身のスケジュールを見直し、ホームページの更新に適切な時間を確保することが必要です。
また、『自社で更新作業を行うところ』と、『外注として依頼するところ』を明確に決めるだけで、かなり業務効率化することができ、更新ができるようになります。
餅屋は餅屋(意味:餅は餅屋のついたものがいちばんうまい。その道のことはやはり専門家が一番であるという例え。)の考えで、リソースを最大限に活用しながら、ホームページの更新を行いましょう。
ホームページの更新を担当する人がいない
4つ目のパターンは、「担当者問題」です。ホームページの更新に関しては、社長が一番適任だと思っています。
「おい!おい!、そんな時間ないよー!」と思われるかもしれが、会社の将来を一番、考えているのは、社長です。そのため会社の将来を見据えて、「ホームページを活用して、会社のブランディングやマーケティングを行わなければいけないな!」と切実に実感している人は、会社のトップである社長だと思います。
商品やサービスの特徴やメリット、会社のビジョンやミッション、そして会社の強みや魅力をより多くの人に伝えることは、社長が音頭を取るべきだと思っています。
その他にも、ホームページが充実すれば、社員や顧客とのコミュニケーションを活性化することもできます。たとえば、社長がブログの中で、社員や顧客の質問に答えたり、社員や顧客の意見を取り上げたりすることによって、社員や顧客とのコミュニケーションを活性化することができます。
このように、ホームページ更新の担当者は、社長が適任です。社長が自ら考え、アイデアを出すことで、会社のブランディング、マーケティング、コミュニケーションを強化することができます。
当社では、ホームページの更新の発案は私がしていますし、SEOのアイデアも私がスタッフに作業いらいをしています。ブログは、それぞれの担当にはしていますが、マーケティング要素が強いブログは私が書いています。
ホームページの更新をしていなかった時期と、更新をしている今では、スタッフと方向性の共有ができる点は、とてもよかったと思っています。
ホームページの更新の必要性を感じていない
5つ目のパターンは、「ホームページの更新の必要性を感じていない」というものです。
実は、当社は今ほど、ホームページの必要性は高くありませんでした。コロナの影響で、今までのターゲットでは当社の強みが活かせないと考え、思い切ってターゲットを変える決断をしました。この事によりホームページをもっと活用することを決めました。
今では、おかげさまで「ホームページを見た!」というお客様からの依頼も少しづつ増えています。
さて、ホームページの更新の必要性を感じるかどうかは、会社の方針や社長の考え方によって異なります。
ですので、ホームページ更新の目的を再確認する必要があります。
- 最新の情報を提供するため
- 顧客とのコミュニケーションを活性化するため
- 検索エンジンの評価を向上させるため
- アクセス数を増加させるため
- ブランディングを強化するため
ホームページ更新には、これらのメリットがあり、企業にとって重要な施策と言えます。
しかし、ホームページに関する業務は、時間や労力を要する作業なので、後回しになるケースはとても多いと思います。
ホームページの情報が数年前の状態でも、デザインが古くなっている場合でも、ホームページへの関心が低いと、放置されたままになってしまうことがあります。放置状態では、企業のイメージを下げ、商品やサービスのイメージを下げ、見込み客の関心を下げ、結局、多くの機会損失につながっているのではないでしょうか。
ホームページは、会社の顔であり、顧客や見込み客に情報を伝える最もポピュラーな媒体です。また、ホームページで、社員や顧客とのコミュニケーションを活性化することも可能です。
このようにホームページを更新することで、多くのメリットを得ることができます。更新は専門分野の業務でもあるので、やり方や方向性などが難しいときは、ぜひホームページの制作会社か、専門家にアドバイスを求めてください。
おわりに
ホームページの更新ができない場合、上記の5つのパターンが考えられます。一度、ホームページが更新できない原因を探してください。
その際に、まず取り掛かってほしいことは、『更新ができる箇所』と『技術的に出来ない箇所』の判断になります。この判断が極めて重要です。
そして、ぜひ社長が先頭に立ち、ホームページの更新に着手してほしいと思っています。
更新できる、できないの判断が難しいときは、ぜひホームページの制作会社か、専門家にアドバイスを求めてください。
当社(株式会社クロコロール)でも、ホームページ更新、修正などのサービスを提供しております。お困りの方は、ぜひご相談ください。ホームページの更新がスムーズに進むことで、ウェブサイトの価値を高め、ビジネスの成功につなげましょう。
山下 雄一郎
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